八村塁の憧れイチローさんエール 米国人にはない「磨かれた技術見せつけてほしい」

 米プロバスケットボールNBAのドラフト会議が20日、ニューヨークで開かれ、日本代表のエース八村塁(21)=米ゴンザガ大=がウィザーズから日本人初となる1巡目、全体9位で指名された。新たな歴史を刻んだ日本バスケット界の「宝」が、スター街道を歩んでいく。

 八村がアスリートとして尊敬する米大リーグ、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(45)は20日、シアトルで「ゼロから1というのは大変なんですよ。そりゃ頑張ってほしいですよね」とエールを送った。

 自身は日本人野手の先駆者として大リーグで幾つもの壁を乗り越え、走攻守に卓越した技術で日米通算4367安打を放つなど数々の記録を打ち立てた。「日本人は技術とか、正確さが持ち味。うまい人が技術を磨いたとき、磨かれた技術というのはさらに、米国人にはないものがあるはずだから、それを見せつけてほしい」と八村に期待を込める。

 その上で「どうしたって“日本人初めて”は、いちいち付く。1人目というのは常に困難が伴うけど、障害を乗り越えていってほしいと思いますね」と穏やかに話した。

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