決勝で敗れた伊調馨「相手の圧力感じた」 プレーオフに向け覚悟「やるしかない」

女子57キロ級で2位に終わり悔しそうに引き揚げる伊調馨(左)。後方中央は優勝の川井梨紗子=駒沢体育館(撮影・中田匡峻)
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 「レスリング・全日本選抜選手権」(16日、駒沢体育館)

 世界選手権(9月、カザフスタン・アスタナ)の代表選考会を兼ねて行われ、女子57キロ級決勝で、五輪5連覇に挑む伊調馨(34)=ALSOK=が、リオデデジャネイロ五輪63キロ級金メダリストの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=に4-6で敗れた。伊調は「気持ち負けした。相手の圧力を感じた」と悔しさをにじませた。

 両者の対戦は、昨年末の全日本選手権決勝以来。前回は伊調が勝っており、対戦成績は伊調の通算4勝1敗だった。6回目の対戦、第1ピリオドは互いに攻め手をかき、川井の1-0。第2ピリオドは激しい点の取り合いとなり、一時は川井に5-0とされ猛追したものの及ばなかった。

 3週間後に行われるプレーオフに向けて「難しい3週間になる。やるしかない。体も心も一番いい状態にして3週間後に臨みたい」と覚悟を口にした。世界選手権の代表をかけたプレーオフは7月6日(埼玉県和光市)に行われる。

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