来年の東京五輪で金メダル獲得が期待されるソフトボール女子日本代表のエースで、4月に顎を骨折した上野由岐子(36)=ビックカメラ高崎=について、代表の宇津木麗華監督は5月下旬に退院してリハビリを始めていると1日、明言した。
ただ同監督は22日に開幕する日米対抗の出場は不可能との見解。8月30日から始まるジャパンカップも「本人や医師と話をしながらやっていきたい」と慎重に述べ、実戦復帰は未定とした。
上野は4月27日の試合で左顎付近に打球を受け、全治3カ月と診断された。所属先の岩渕有美監督は、完治していないため今夏の代表合宿参加は辞退すると説明。