バドミントン日本代表は「バードジャパン」“鳥”“羽根”にちなみ決定…銭谷専務理事「飛躍の時」

 日本バドミントン協会は8日、日本代表の総称を「バードジャパン」とすることを発表した。鳥を意味する「バード」がバドミントンの略称である「バド」に語感が似ていることや“羽根”“飛躍”“羽ばたく”といったイメージが合致したことが由来だという。日本協会の銭谷欽治専務理事は「もっとメジャーなスポーツを目指して、バードのように空高く飛躍できるように」と説明した。

 この日、都内で行われていた国・地域別対抗団体戦のスディルマン杯に向けた会見の最中に、唐突に総称を発表した銭谷専務理事は「多くの選手が世界で活躍し、日本の強さを知らしめている中、より日本国内の(バドミントンの)機運を高めていきたい。選手にはチームジャパンの誇りを持って取り組んでほしいという願いを込めて総称を決めた。世界中で愛される日本代表を目指したい」などと、東京五輪を翌年に控えたタイミングで総称を決めた理由を語った。

 現在日本は、男子シングルス世界王者の桃田賢斗(NTT東日本)、女子ダブルスでリオ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)らを筆頭に史上最強の陣容がそろっているだけに、「強豪国と呼ばれるようになった日本代表には世界の選手が並々ならぬ闘志を持って挑んでくる」と銭谷専務理事。「日本のバドミントンは飛躍の時。挑まれる立場に立ったときにより進化できる」と力を込め、「スポーツ唯一の空中戦で、球技で唯一羽根を打ち合う。さらなる高みを目指すという意味を込めて『バードジャパン』にした」と話した。

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