【ゴールドコースト共同】東京五輪・パラリンピック組織委員会の室伏広治スポーツディレクターは7日、オーストラリア東部ゴールドコーストで開かれた夏季五輪国際競技連盟連合の総会に出席し、順調な準備状況を報告した。質疑応答では各国際競技連盟から広域開催の交通輸送をはじめ、大会期間中のホテル不足や宿泊価格の高騰、食事や医療など選手が受けられるサービスの質について懸念の声も上がった。
室伏氏は「競技スケジュールが確定し、選手は準備に専念できる」と指摘。今後は本格化するテスト大会の開催や輸送対策など本番を見据えた運営面の取り組みを加速させると表明した。