東京五輪で紫外線、テニスが最大 試合時間影響、豪で研究

 2020年東京五輪の屋外競技で、金メダルを取るまでに最も多く紫外線を浴びるのはテニス女子シングルス。こんな推計をオーストラリア・南クイーンズランド大などの研究チームが29日までにまとめた。男子ゴルフや男子自転車ロードレース、女子ビーチバレーが続いた。昼間に長時間の試合が予想されるためだが、肌の露出が多いウエアも一因という。

 チームは「紫外線を多く浴びると皮膚がんのリスクが上がる」と指摘。五輪は放送などを通じた一般への影響も大きく、紫外線対策の指針が必要だとした。選手には練習では肌を覆うウエアの着用や、汗に強い日焼け止めを使うことを勧めた。

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