山県亮太が今季国内初V 10秒21で多田を制す「差し切れてよかった」

 決勝を制した山県(右から二人目)と天を見上げる多田(右端)=ヤンマースタジアム長居(撮影・高石航平)
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 「陸上・木南記念」(6日、ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートルは山県亮太(26)=セイコー=が10秒21で今季国内大会で初優勝。多田修平(22)=住友電工=は10秒28で2位だった。追い風0・1メートルの中、スタートで多田から後れをとったが、終盤で追い抜いた。

 山県は「多田選手はスタートがいいが、前に出られても焦らないように思った。なかなか追いつかずしんどい場面があったが差し切れてよかった」と笑顔。4月末のアジア選手権(ドーハ)では右太もも裏の違和感で決勝を棄権したが、この日は「全然違和感はなかった」と振り返った。

 一方、タイムについては「10秒1台前半から0台を狙っていた」と満足いかなかった様子。「ピッチがもっと上がれば変わると思う」と言い、「調子がいい時には今みたいな感覚でもタイムが出る。冬に鍛えたベースを走りにつなげることが課題」と語っていた。

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