山県亮太 好相性長居から再始動 右太もも裏問題なし!「タイムと勝負、両方狙う」

 「陸上・木南道孝記念」(6日、ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートルに出場する山県亮太(26)=セイコー=が5日、試合会場で最終調整し、意気込みを語った。

 4月のアジア選手権(カタール、ドーハ)では準決勝後に右太もも裏に違和感を覚えて棄権。「決勝だと勝負になるので、体の負担も大きい。足がもってくれる自信がなかった。棄権させてもらったおかげで順調に回復したし、その後もしっかり練習ができた。問題ない」と、回復を強調。同選手権の決勝では日本のライバル桐生祥秀(日本生命)が優勝。「アジアでナンバー1をとる姿を見て、大変刺激を受けた。そんな彼に勝ちたい気持ちがまた強くなった」と、モチベーションを高めて、再始動のレースに挑む。

 会場の長居は17年の全日本実業団で自己ベストの10秒00をマークした好相性のトラック。来週には横浜で開催される世界リレーが控える中で、海外からも9秒台の自己記録を持つロジャース、バレル(ともに米国)が参戦。「世界トップクラスの選手を、肌で感じられる。こういう機会はなかなかないので、楽しみ」と腕ぶし、「タイムと勝負、両方狙って、ベストを尽くしたい」と、力を込めた。

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