山県10秒21でV 17年秋からの対日本人連勝継続

 「陸上・木南記念」(6日、ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートルは18年アジア大会銅メダリストの山県亮太(26)=セイコー=が、10秒21(追い風0・1メートル)で優勝した。多田修平(22)=住友電工=が10秒28で2位だった。

 今季国内初戦の山県が、男子100メートルを制し、17年秋から続く日本人対決の連勝を続けた。先行する多田を終盤追い上げた勝利に「しんどい場面があったが、差し切れてよかった」と笑顔。4月末のアジア選手権(ドーハ)の決勝を棄権する原因となった右太ももの違和感は「全然なかった」と復調をアピールした。

 一方、タイムについては「10秒1台前半から0台を狙っていた」と不満を残し、「調子がいい時には今みたいな感覚でもタイムが出る。冬に鍛えたベースを走りにつなげることが課題」と掲げた。次戦は世界リレー(11、12日・横浜)。東京五輪で金メダルを狙う“お家芸”を「自分が引っぱっていけるようにしたい」と語っていた。

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