柔道・前年王者の原沢久喜が準々決勝敗退 太田彪雅と延長戦4分半超の激戦の末

 「柔道・全日本選手権」(29日、日本武道館)

 世界選手権(8月開幕、日本武道館)の男子100キロ超級代表最終選考会を兼ねて行われた。昨年王者で、過去2回同大会で優勝している原沢久喜(百五銀行)は準決勝で太田彪雅(東海大)に延長戦で敗れた。

 相手に指導が2つ入った状態で、ポイントを得た時点で勝利する延長戦に突入。原沢は2つの指導を受け、両者後がない状態になると、延長4分30秒が経過したころで、投げられ技ありをとられた。

 なお、原沢は今月6日に行われた「全日本選抜体重別選手権」の男子100キロ超級で優勝している。

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