水谷隼、苦笑い…「心底恨んでます」 張本が代理でクジ引くも“死の組”

 卓球の世界選手権(21日開幕、ブダペスト)で行われるシングルスの組み合わせ抽選が20日、現地で行われた。8度目の出場となる男子の水谷隼(29)=木下グループ=は、順当なら4回戦で世界ランク3位の林高遠(中国)、準々決勝でリオ五輪王者の馬龍(中国)と当たる厳しい組み合わせとなった。

 抽選会では、出席していなかった水谷の代わりに張本智和(15)=木下グループ=が志願して水谷のクジを引いた。すると、中国勢が集まるブロックに入ってしまい、気まずそうな表情を浮かべた。

 抽選会をライブ中継で見ていたという水谷も、張本の“引きの悪さ”について「心底恨んでます(笑)」と苦笑いした。ただ、それはあくまでリップサービスで、「今回あまりドロー(組み合わせ)は気にしてなかった」という。大会前の世界ランクで上位8人のシードに入れなかったため、「誰が引こうがあそこ(の組み合わせ)だったと思う。僕はくじ運が悪いので。案の定だった」と受け止めた。

 個人戦では最後の世界選手権出場と表明している。「正直、上を見ていない。1戦1戦なので。勝利というよりも、自分ができる精いっぱいのプレーをしたい」と今大会への意気込みを語った。ドイツでの事前合宿では首を痛めたというが、「あした、あさってでしっかり治して初戦を万全で臨みたい」と23日に行われる1回戦に照準を合わせた。

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