森喜朗会長 桜田義孝前五輪相の辞任に「残念だ」 

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は11日、桜田義孝前五輪相の辞任を受けて東京都内で取材に応じ「(五輪開幕まで)500日を切って一番大事な時なので、こんな形で辞められるのは本当に残念だ」と述べた。

 桜田氏は10日に東日本大震災の被災地を軽視していると取られかねない発言をし、辞任に追い込まれた。大会が「復興五輪」を掲げている中で、影響を懸念する声もある。森会長は「この五輪の源流は災害復興から始まっている。五輪の全ての行事、全てのシステムから何から、震災のことが頭にないことは一つもない」と強調した。

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長も「復興へのスポーツの貢献は、JOCにとっても重要なテーマであり、今後も関係機関と協力しながら進めていく」とコメントした。

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