2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は18日、国際オリンピック委員会(IOC)委員に就任した国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長を組織委理事に加えたい意向を明らかにした。IOC委員就任を報告するため、訪れた渡辺氏に「組織委としては歓迎すべきニュースで、手助けをしてもらいたい」と話し、渡辺氏も就任に前向きな姿勢を示した。
渡辺氏は9日のIOC総会で委員就任が決まった。「IOCと国際競技連盟、組織委の橋渡しになれるよう頑張りたい」と述べ、コスト削減や、五輪で実施される都市型スポーツの成功に向けたアイデアなどで協力する考えを示した。