競泳、世界選手権内定10人 平井ヘッド「主力が欠けた中で苦しかったのも…」

 「競泳・日本選手権」(8日、東京辰巳国際水泳場)

 大会の全日程を終え、日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(55)が大会を総括した。個人全34種目のうち、派遣標準記録を切って世界選手権(7月、韓国・光州)の日本代表に内定した選手が10人(瀬戸大也は3種目、大橋悠依は2種目)と少数にとどまったことについて「大変残念な結果」と語った。

 そして、白血病を公表した池江璃花子(ルネサンス)、不調のため休養している萩野公介(ブリヂストン)の男女の2人のエースが欠場したことにも触れ「主力が欠けた中で、苦しかったのもある」と打ち明けた。

 今後に向けて、9日から都内で第1次合宿がスタートする。「各種目の強化や、競技会そのものに課題があるのかとか、原因を明日からの合宿で考えたい」と神妙な面持ちで語った。

 一方で「ほかの人の頑張りを力に変えるチームワークが必要。少人数になると思うが、ヘッドコーチとして、選手への声がけも怠らないようにしたい」と語り、チームジャパン一丸の戦いをしていく覚悟を示した。

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