坂本花織、緊張感にじませ公式練習 スピン前に転倒ミスも…最後まで入念チェック

フリーに向けて公式練習で着氷に失敗。思わず苦笑いする坂本花織=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子フリーを前に本番会場での公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(シスメックス)が最終組でジャンプの確認などを行った。

 フリーの「ピアノ・レッスン」の曲をかけた練習では3回転ルッツが1回転になるなどし、演技終盤のスピンに入る前に、前のめりに転倒する珍しいミスも。平昌五輪金メダリストのザギトワ、同銀メダリストのメドベージェワ(ともにロシア)らと戦うフリー本番へ、厳しい表情で緊張感をにじませた。

 メドベージェワらが練習時間の半分ほどで切り上げる中、坂本は最後の一人まで残って入念にジャンプを確認。練習終盤には連続ジャンプの安定感も戻り、練習を見学したファンから激励の声援を受けて会場を後にした。

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