ラグビーW杯予算を30億円増額 入場券の販売好調

 9月に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会が好調なチケットの販売状況を反映させ、大会予算を30億円増額することが9日、関係者への取材で分かった。チケット収入として見込んだ260億円の確保が確実となり、上方修正したのが理由。変更した予算は11日の理事会で報告する。

 昨年9月に発表した総額533億5千万円の大会予算の収入で、チケットは約半分を占めている。売れ行きは昨年の抽選販売から好調で、今年1月に始まった先着販売ではこの期間の販売分で売り切れる試合が続出。関係者によると、販売枚数は大会全体で売る180万枚のうち120万枚を超えた。

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