大迫傑 初棄権に「挫折ない」MGCへ前向く 日本記録褒賞贈呈式1億円ゲット

 3日の東京マラソンで4度目のマラソンで初の途中棄権となった日本記録保持者の大迫傑(27)=ナイキ=が7日、都内で行われた日本実業団連合の日本記録褒賞贈呈式に出席。東京マラソンを振り返り、「結果としては残念」としつつ「ただ、打ちひしがれているとか挫折があったというわけではなく、今までもそういう瞬間は僕の陸上人生の中では多々あった。また同じ努力をしていくのみ。今はポジティブな感情を持っています」と、前向きに話した。

 気温が6度を下回り、冷たい雨が降った悪条件が影響したとみられるが「皆さんが思っているような理由が深くあるわけではなく、ただ単にそこで続けることに意味がなかった。必ずしもゴールにたどり着くことがいいとは限らない。どこかで切り替えてということ」と、淡々。この日は昨年のシカゴマラソンでの2時間5分50秒の日本記録樹立を受けて、1億円が贈呈された。9月の大一番、東京五輪代表選考のMGC(東京)に向け「しっかりと狙っていきたい」と、見据えた。

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