猫ひろし、東京マラソンで2時間30分切り 東京五輪代表へ強い意欲

 「東京マラソン」(3日、東京都庁~東京駅前)

 カンボジア国籍を取得している、タレントでマラソンランナーの猫ひろし(41)が3日、都内で行われた「東京マラソン 2019」に出場。2時間29分51秒(速報値)の好タイムでゴールした。

 ゴールの瞬間は、定番の一発ギャグ「ニャー!」のポーズで迎えた。だが、目標は自己ベストの2時間27分48秒の更新に置いていただけに「マラソンはからかった。甘くないっすね。40キロから上げていく練習をしていたんですが、足が動かなくて…」と冗談交じりに悔しさをにじませた。

 それでも、日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)が29キロ地点で棄権するなど、タフなコンディションの中、スタート直後から100人以上を抜いて146位。タイムも自己3位の記録をマークし、「優秀なブリーダーに育ててもらってるんで」と胸を張った。

 現在、活動の拠点は日本で、1年のうち3カ月ほどはカンボジアでトレーニング中心の生活を送る。40代を迎えて「寝てても、一晩に3回はトイレに起きちゃう。老いは隠せないです」としつつも、年齢に合わせた独自のメニューでさらなる進化を続けている。

 カンボジアでは「ハーフでは負けているけど、フルマラソンではずっと1位」だという。11月末から12月に行われる東南アジア競技大会でメダルを取れば、カンボジア代表として東京五輪への切符はほぼ手中にする。約9カ月後の大目標に向け、「今回は、もうちょっと行きたかったけど、次に繋がるレースになりました。何とか東京五輪に出たいので、頑張ります!」と力強く語った。

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