神野大地MGC権獲得「今日もダメかなと思ったけど」 今井と“山の神”2人出場権
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「東京マラソン」(3日、東京都庁~東京駅前)
男子で神野大地(セルソース)は日本選手4位ながら、2時間11分5秒でワイルドカード枠でMGC(マラソングランドチャンピオンシップ、9月15日、東京)出場権を獲得した。日本人2位に入った今井正人(トヨタ自動車九州)と同時に、箱根駅伝で上りの5区で活躍し“山の神”と称された2人がMGC出場権を獲得した(タイムは全て速報値)。
神野は先頭争いには絡めなかったが、集団から離れても粘りの走りを続けた。「レース自体は15キロくらいで(先頭)集団から後れてしまって、今日もダメかなと思ったけど、最後まで絶対諦めないという気持ちで走った」と振り返った。
ゴール直後に小さくガッツポーズをつくった。「MGC出場権が取れてよかった」と安堵した様子だった。
日本人トップは堀尾謙介(中大)で、全体では5位、タイムは2時間10分21秒だった。学生としては初のMGC出場権獲得となった。