高2酒井夏海「私が引っ張る」女子100メートル背泳ぎV 池江の存在で心変わりも

 「競泳・コナミオープン」(16日、千葉県国際総合水泳場)

 高校2年の酒井夏海(スウィン南越谷)が女子100メートル背泳ぎを1分00秒35で制した。池江の1年下で、昨夏のアジア大会ではともに400メートルメドレーリレーと400メートルリレーに出場し、金メダルを獲得。今季は専門の背泳ぎに専念する方向だったが「フリー(自由形)も頑張らないと」と心変わりした。

 最大の理由は池江の存在。「今までたくさん助けられてきたので、安心して戻ってこられるような場所を(作りたい)。私が引っ張っていけるように頑張りたい」。運営側が用意した寄せ書きには「東京で一緒に泳いでいるイメージしかないよ」と記した。

 「少しでも日本に貢献できれば」と拳を握った酒井。背泳ぎでの日本記録更新を視野に、成長を誓った。

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