競泳・渡辺一平、4月日本選手権で世界新更新だ!病床の池江の「少しでも励みになれば」

 競泳男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者の渡辺一平(21)=早大=と、リオデジャネイロ五輪男子200メートルバタフライ銀メダリストの坂井聖人(23)=セイコー=らが15日、米・フラッグスタッフでの高地合宿に向けて、成田空港から出発した。

 世界選手権代表選考会となる4月の日本選手権(辰巳)に向けた合宿。渡辺は「この1年、世界記録(2分6秒67)を更新できると思っていたけど、体調を崩したり、競技面以外で未熟な面が出てしまった。今年は日本選手権で世界記録を更新する気持ちでやっている。今のところ自信はあるので、またこの合宿で覚悟を決めて練習してきたい」と、力強く語った。

 池江璃花子の白血病公表で、競泳ニッポンに衝撃が走っている。ただ、渡辺は「僕らにできることは早く良くなることを祈ること。璃花子の周りにはいつも笑顔が絶えない状況があった。僕は今、自分自身のやるべきことに集中して、日本選手権で少しでもいいパフォーマンスをして、少しでも励みになれば」と、泳ぎに思いを込める覚悟を示した。

 また、池江とマネジメント事務所が同じ坂井も「今は治療に専念してもらいたい。僕らはいい結果を報告できるように頑張る」と、力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス