玉鷲が次男命名「エレムン」…モンゴル語で「力と強さ」 初場所Vの日に誕生

 大相撲初場所で初優勝した関脇玉鷲(34)=片男波=が3日、優勝を決めた千秋楽に誕生した次男を「エレムン」君と命名したことを明かした。生まれながらに強運をもたらした愛息に母国モンゴル語で「力と強さ」の意味を込めた。

 「気持ちの強い」男になってほしいとの願いも込め、愛妻とともに名前を考えた。長男テルムン君は「明るい」の意味。2人の愛息が早期のV2を目指すパパにさらなる力を与えてくれそうだ。

 優勝と次男誕生が同日というWおめでた。“角界No.1の福男”はこの日、東京都八王子市の高尾山薬王院で節分会に参加し声援を浴びた。「おめでとう~」の祝福に御礼の福豆を豪快にまいて応えた。「(去年までと)違う。(声援が)多いっすね」と優勝の喜びを改めてかみしめた。

 4日から稽古を再開する。18日からは師匠・片男波親方(元関脇玉春日)の故郷・愛媛県西予市、九州場所で宿舎を構える九州豪雨被災地の福岡県朝倉市、毎年保育園など慰問し縁のある同行橋市とV報告行脚する予定だ。

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