２０２０年東京五輪マラソン代表を決める「グランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ）」の選考を兼ねた大阪国際女子マラソン（２７日号砲）へ向けた有力選手の会見が２５日、大阪市内で行われた。１６年リオ五輪以来のマラソンに挑む福士加代子（３６）＝ワコール＝は「ドッキドキです」と心境を語り「これまでやってきたことを手応えとして、故障なくできたので良かった。ＭＧＣを勝って取りたい」と力強く宣言した。

　今大会では入賞者の中で３０～３５キロの最速選手に賞金５０万円を贈呈する「ラップチャレンジ」が新設された。福士は「いい提案」と話し「もらえるものならもらいたい」とニヤリ。大会新なら計１００万円を獲得できるだけに、興味津々だった。

　今大会は日本人１～３位なら２時間２８分０秒以内、４～６位なら同２７分０秒以内でＭＧＣ出場権を獲得できる。