フェンシングに“パリの星” 太田の師匠の息子・飯村一輝が史上最年少で本戦へ

 「フェンシング・高円宮杯W杯」(25日、港区スポーツセンター)

 男子フルーレのW杯が開幕し、個人予選が行われ、中学3年生の飯村一輝(15)=龍谷大平安中=が日本勢では史上最年少で本戦出場を決めた。その他では17年世界選手権銀メダリストの西藤俊哉(24)=法大=、団体主将の松山恭助(22)=早大=、ロンドン五輪団体銀メダリストのベテラン、三宅諒(28)=フェンシングステージ=らが26日に行われる本戦に駒を進めた。

 1年半後に迫った東京五輪に向けた争いが過熱する会場に、“パリの星”がまさに彗星のごとく現れた。飯村は予備トーナメント回りとなったが、果敢なアタックで2連勝を飾り、予選を突破。中学生でのW杯本戦出場は、日本フェンシング界史上初。卓球の張本智和と同じ2003年生まれの15歳は「出してもらう以上、年齢は関係ないので」と、まだあどけなさの残る顔で胸を張った。

 父栄彦さんは、北京五輪銀メダリストで現日本協会会長の太田雄貴が「師匠」と慕う存在。小学生から大学生の頃まで太田を指導した。飯村も父の指導で才能を磨いてきた。小学1年生の夏休みの終わりに、父から「ジュースを買ってあげるからやってみるか?」と言われて始めたのがきっかけ。順調に力を付けて、シニアW杯初出場で本戦出場の快挙をやってのけた。

 目標の選手はその「太田雄貴さん」。「僕と同じで身長は高くないけど、あれだけ勝っていた。太田さんのようにアタックを極めていきたい。24年のパリ五輪が目標です」。その剣で未来を切り開いていく。

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