フェンシング高円宮杯 太田雄貴以来のVなるか 法大・西藤ら“大会の顔”が闘志

 高円宮杯に向けて意気込む西藤俊哉=港区スポーツセンター
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 フェンシング男子フルーレの高円宮杯W杯東京大会(25日開幕)を前に、日本の有力選手たちが24日、会場の港区スポーツセンターで会見した。

 今大会のポスターやパンフレットで使われているメインビジュアルは、剣を持った日本4選手がスーツ姿でビシッと決めている姿。さまざまな改革を進めている太田雄貴会長が、ファッション誌などで活躍するキクマヤスナリ氏をカメラマンに起用し撮影したもので、“大会の顔”の1人、17年世界選手権銀メダリストの西藤俊哉(21)=法大=は「選んでもらって光栄ですし、注目も集まる」と笑顔を浮かべつつ「結果を出さないといけないという、覚悟が求められる」と、気を引き締めた。

 個人戦では2010年大会で優勝した太田会長以来、日本勢は優勝から遠ざかっている。ナショナルチームの主将を務める松山恭助(22)=早大=は「実力を発揮できれば、メダル、優勝も見えてくる。まず目の前の試合に全力を出して、ファイターとしての姿勢を出したい」と、力を込めた。

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