植草歩の誓い“空手界の沙保里”になる「勝ち続けて競技をメジャーに」

 20年東京五輪の追加種目となる空手の日本代表が20日、19年初戦のプレミアリーグ・パリ大会(25~27日)に向け、都内で会見を行った。2年連続年間女王の植草歩(26)=JAL=は、空手界において、先日引退を発表したレスリングの吉田沙保里さんのような存在になることを誓った。

 吉田さんは女子レスリングが五輪競技となったアテネ五輪に出場し金メダルを獲得。その後も勝ち続け、五輪3連覇を達成。競技の“象徴”として君臨した。対談したこともある植草は「勝ち続けて競技をメジャーにした。今のレスリングのように注目されて当たり前の環境を作りたい」と意気込んだ。

 「今年1年、キラキラ輝く最高に強い女子選手として勝っていきたい」。プレ五輪イヤーで、絶対的な立場を築きあげる。

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