卓球・水谷 全日本10回目の優勝に王手で「まだまだ壁でいたい」
「卓球・全日本選手権」(20日、丸善インテックアリーナ大阪)
男子シングルス準決勝で、水谷隼(木下グループ)は、木造勇人(愛知工大)に4-1(5-11、11-8、11-9、11-6、11-6)で逆転勝ちし、13年連続で決勝に進出した。10回目の優勝をかけ、決勝では準決勝で張本智和(エリートアカデミー)を倒した大島祐哉(木下グループ)と顔を合わせる。
水谷は第1ゲームこそ失ったが、第2ゲームからバックハンドの強打で圧倒し、4ゲームを連取した。
29歳のベテランは、24歳の大島との決勝に向けて「僕がいることで若手の刺激になる。まだまだ壁でいたい。決勝ではいい戦いをしたい」と、頂点をにらんでいた。