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震災の日に生まれた照強 関取で初1・17白星「平成最後に勝ててよかった」

 大翔鵬(右)を寄り切りで破る照強(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲夏場所・5日目」(17日、両国国技館)

 阪神・淡路大震災当日の1995年1月17日に、震源地に近い兵庫県南あわじ市で生まれた東十両筆頭の照強(24)=伊勢ケ浜=が大翔鵬を破り、4勝目を挙げた。幕内では兵庫県芦屋市出身の関脇貴景勝が小結妙義龍を押し出し、1敗を死守。横綱白鵬は取り直しの末に平幕錦木を上手投げで下し、史上1位の通算勝利数を1100に伸ばした。平幕逸ノ城は横綱鶴竜を寄り、7個目の金星を獲得した。

 阪神・淡路大震災が発生した95年1月17日に、被災地の兵庫県南あわじ市で生まれた照強が大翔鵬を破り、特別な日を白星で飾った。変化して中に入ると右下手を取り、前ミツを取って寄り切り。「落ち着いて相撲が取れた」と満足げに振り返った。

 この日の朝は神棚の前で手を合わせた。被災者から応援の手紙が届くといい、「(震災当時は)生まれたばかりで知らないけど、手紙で伝わる部分があるので、ありがたい。この日だけ思い出すのではなくて、ありがたく思って、勝つことで1人でも2人でも喜んでくれればいいと思う」と感謝している。

 1月17日は新十両だった17年が黒星、18年は幕下で取組がなく、今年が関取では初の白星。「次は幕内で取れるようにしたい。平成最後(の1月17日)に勝てたのはよかった」と目を輝かせた。

 白星を3つ先行させ、「このままいけたらいい」と手応えを感じている。今場所勝ち越せば、地元に近い大阪で行われる春場所での新入幕は確実。「意識せずに、目の前の一番一番に集中していきたい」と気持ちを引き締めた。

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