17歳・西村碧が世界一 スケボ女子に超新星!一躍東京五輪金候補に

 「スケートボード・ストリート種目・世界選手権」(13日、リオデジャネイロ)

 2020年東京五輪で新採用されるスケートボードで街中を模したコースで技を競うストリート種目の第1回世界選手権が行われ、女子は西村碧莉(17)=木下グループ=が優勝した。西村碧は空中を高く飛んで難技を次々と決め、世界のトップ選手たちを抑えて地元五輪の金メダル候補に躍り出た。東京五輪で日本には開催国枠が与えられ、各種目に最大3選手が出場する。

 “敵地”の重圧も体調不良も打ち負かし、初代女王に輝いた。西村碧は地元ブラジルのスターで優勝候補だったブフォニと0・1点差の熱戦を制して優勝。表彰台の中央でトロフィーを手にし「自分が出せる一番の滑りができた。信じられないくらいすごくうれしい」と感慨に浸った。

 2回のランを終えて首位に立った。圧巻は続くベストトリックの1回目。ほとんどの女子選手が挑まなかった背の高い大台の上のスライドレールにボードごと飛び乗り、板の裏で滑り降りる「リップスライド」を鮮やかに決めた。10・0点満点中9・0点をマークし場内をどよめかせた。

 2日前から「まともに座っているのもしんどかった」という耳の激痛を痛み止めで耐え抜き、迎えた最終5回目。直前にブフォニに首位を奪われたが、再びダイナミックなスライド技を決めると両手でガッツポーズ。8・5点をたたき出して逆転した。

 一昨年に初制覇したプロの祭典Xゲームでの活躍が一番の目標だが、五輪にも「出られたら全力を尽くしたい」と前向きな姿勢を示す。さらなる成長が期待できる17歳の世界女王が、東京でも金メダル候補なのは間違いない。

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