競泳池江、初レース振るわず反省 高地合宿の疲労が残る

 競泳女子のエース、池江璃花子(ルネサンス)が13日、東京都内で行われた競技会で今年初レースに臨んだが、100メートルバタフライで自身の日本記録から4秒以上遅い1分0秒41と振るわなかった。昨年末の高地合宿の疲労が残っているという。「びっくりするくらい遅かった。もう少しレベルの高いレースをしたかった」と反省した。

 体調を考慮し、出場を検討していた200メートル自由形は泳がなかった。18日からはオーストラリアで合宿して持久力強化に励む。鍛錬を続けるヒロイン候補は、浮かない表情ながらも「ここが底辺。あとは上がっていくだけとプラスに捉えたい」と気合を入れ直した。

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