稀勢の里、貴景勝に8勝1敗 明るい兆し、連合稽古

 大相撲初場所(13日初日・両国国技館)で進退が懸かる横綱稀勢の里は9日、東京都江東区の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、先場所初優勝の新関脇貴景勝と9番続けて取って8勝1敗と明るい兆しが出てきた。「圧力負けしないように。前に前にとしっかりいけた。だいぶ体も動いてきた」と充実感を漂わせた。

 番数はこの9番にとどまったが、それを補う内容の濃さだった。先場所初日に敗れた相手に対し、頭で当たって突き、押し。張り手を浴びても逆襲し、左四つにこだわる場面もない。とにかく足を前に出し続けた。10歳年下で22歳の新鋭を気迫で上回った。

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