桐蔭学園、決勝前日“エア・ラグビー”で調整

小西キャプテン(左から3人目)のかけ声で準備運動を行う桐蔭学園フィフティーン=神戸市内のグラウンド(撮影・持木克友)
3枚

 全国高校ラグビー決勝(7日、花園)を前に、桐蔭学園(神奈川)は6日、神戸市内の神戸製鋼灘浜グラウンドで約2時間の調整を行った。決勝では8年ぶり2度目の優勝をかけて、前回大会の準決勝で敗れた大阪桐蔭(大阪第1)と対決する。

 練習の最後に約30分間をかけて行われたのは“エア・ラグビー”。試合さながらにFW陣はモールをつくり、BK陣は左右に展開。激しいタックルも繰り出すが、そこに楕円(だえん)の球はない。まるでボールがあるかのように見えるのは、フィフティーンの意図が一つになっているからだ。

 藤原秀之監督は「イメージトレーニング。今からスキル的なものや筋力が上がるものではない。一番大事なのは近くのコミュニケーション」と説明。同校では日頃から取り入れている練習方法で「コミュニケーションをとっていないと(選手間で)どこにボールがあるか分からなくなる。考えて練習しないといけない。ボールを使うとコミュニケーションがとれなくなる」とあえてボールを使わない練習に時間を割いてきた。

 主将のSH小西泰聖(3年)は「ボールを使わないことでコミュニケーションに意識をおける」と、集中力を高めて全員の意図を束ねる。大阪桐蔭の厚いDF陣への「コンタクトも想定している」と、“エア”だからこそできる練習で万全の体勢を整えた。8年前は東福岡との両校優勝。主将は「(初の)単独優勝を達成したい」と気合十分に語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス