白井健三が明かしたネットで話題の村上茉愛の床完コピ秘話 1カ月半猛練習の果てに

 2019年始動練習後、笑顔で語る白井健三=日体大健志台キャンパス
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 体操男子の“ひねり王子”白井健三(22)=日体大=が5日、横浜市内の日体大健志台キャンパスで本格始動し、練習を公開した。今年の漢字一字に「楽」と記し、「今から思うと、去年は日体大の主将として色んなことを背負っていた。今年は抱え込み過ぎずに、楽しんで、自分が心からやりたいことを優先してやりたい」と、笑顔で抱負を語った。

 現在、日本の体操界ではある動画が話題になっている。白井が女子のエース村上茉愛の床運動の演技を“完全コピー”(完コピ)している動画だ。話題を振られると「見ました?」と笑い、裏話を明かしてくれた。

 これは昨年12月に白井ら卒業を控える4年生が企画し、初めて行われた学年対抗の演技会イベント。畠田監督ら指導陣が審査員を務め、体操の難しさではなく、面白みやアイデアを10点満点で採点する方式で行われたという。

 白井は「めっちゃ練習しました。1カ月半ぐらい」と、猛特訓の日々を振り返った。女子の床は男子の床と違い、音楽に合わせて演技し、ターンなど男子とは違う技も必要になる。村上本人からも「しっかり振りを教わって、結構あっちも本気なんで『足が違う』とか、結構本気でやってもらった」と、直接指導を受けたという。「やっぱり女子は難しいですね。僕、床で足を持ったことなかったんで。屈伸ダブルがあるじゃないですか?足を持つってこういう感覚なんだって思った。あと、やっぱりターンとジャンプが難しい。一息入れると、音が先にいっちゃうので」と、感覚に戸惑いながらも「世界各国の選手の映像も見ました。本人だけじゃなくて、ジャンプが上手い人とか、(世界女王の)バイルズ選手もみましたし、ブラジルの選手が上手いって聞いたら、その選手の映像も見た」と、女子選手の動きを徹底研究。あの驚異的な完成度へと繋げた。

 最終演技者だったという白井の得点は、10点満点を超える11・1点。日体大男子主将の役割を全うするとともに、体操の新たな魅力にも気付いたという。

 「自分の体操で人が笑ってくれるっていう、そのうれしさがこんなにも大きいものなんだって気付くことができました。感動させたり、拍手をもらったりっていうのはあるじゃないですか。でも笑ってもらえるってないんで、新鮮な感覚でした」-。

 今年3月に大学を卒業。4月からは大学院に進み、拠点も大学のままだが、この4年間について「やり残したことは?」と問われると、「ないです!」と笑顔で言い切った。

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