紀平梨花は初の世界選手権代表射止めた!「今季最後まで笑顔で終わりたい」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、東和薬品ラクタブドーム)
来年3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の日本代表が24日、日本スケート連盟の伊東フィギュア委員長から発表された。女子は優勝した坂本とGPファイナル女王の紀平、平昌五輪代表の宮原が選ばれる順当な選考となった。
初の世界選手権代表の座を射止めた紀平は「シーズンの最初に夢見ていた世界選手権に出られることがすごくうれしい。周りは五輪に出た選手ばかりだけど、自分を信じて、たくさんの方の期待に応えられるように頑張りたい」と、初々しく意気込んだ。
全日本ではSPでの出遅れが響き、坂本に敗れ2位。シニア転向6戦目で初黒星を喫したが、SP、フリーで計3本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込む構成の破壊力は抜群。平昌五輪金メダルのザギトワ(ロシア)を破ったGPファイナルの再現が期待される。
日本勢でシニア転向初年度にGPファイナル、世界選手権の“2冠”を成し遂げれば、史上初の快挙。躍進を遂げた今年1年の一字に選んだのは「笑」。「今季最後まで笑顔で終わりたい」と、キュートに意気込んだ。



