関学大ルール守って日本一 主将QB光藤が見事に証明

 「アメフット・甲子園ボウル、関学大37-20早大」(16日、甲子園球場)

 西日本代表の関学大(関西)が37-20で東日本代表の早大(関東)を下し、2年ぶり29度目の優勝。同大学が持つ最多優勝記録を更新した。チームでは68年ぶりに主将とQBの2つの重責を担った光藤(みつどう)航哉(4年)は、今春の「悪質タックル問題」を経て、全員でルール厳守を再確認し続けことを明かした。

 ミルズ杯も大会MVPも後輩の奥野に譲った。しかし、2つの重責を担って仲間をけん引してきた存在感は存分に発揮した。

 「自分が出た時には最高のプレーをしようと準備していた」という言葉どおり、第2Qに奥野と交代した光藤は、直後にエンドゾーンへ斬り込むTD。第3QでもTE對島へのTDパスに成功した。試合の流れを決めた自身のTDを「僕が取ったというより全員で取った」と言うのは主将の矜持(きょうじ)だろう。

 鳥内秀晃監督(60)が「春先はここまで来られると思えない状態だった」というチームに「悪質タックル」という試練が重なった。動揺の中での半年間、光藤が何度も確認したのは「絶対にルールを守ったプレーをする。ラフプレーは絶対にするな」という基本。フェアプレーへの強い意識は「アメフトを純粋に楽しむメンバーとして、目標の日本一を成し遂げた」と最高の結果につながった。

 奥野には「お互いのいいところを尊重し合ってきた1年間。4回生としては(奥野に)ありがとうという気持ち」と感謝する。ライスボウルへ向け「僕たちの目標は日本一。日本一になって証明したい」と光藤。フットボールは楽しい。証明するのは、その思いだ。

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