小野ディレクター、QB奥野の成長を実感 「あらゆるものを自分の糧に」

 「アメフット・甲子園ボウル、関学大37-20早大」(16日、甲子園球場)

 西日本代表の関西学院大(関西)が東日本代表の早稲田大(関東)を37-20で下し、2年ぶり29度目の優勝を果たした。

 悪質タックル問題では前面に立ち、騒動に対応した関学大の小野宏ディレクターが、2冠に輝いた奥野の活躍を喜んだ。

 一連の騒動を「大変だったのは僕らだけ。選手は大変じゃないよ」と冗談めかしつつ、「事件に惑わされず、奥野が集中して成長できたのが大きい。あらゆるものを自分の糧にした」とうなずく。その上で「あの事件で覚悟が決まった部分もあると思う」と20歳の心中を思いやった。

 小野ディレクターはQBコーチを務めていたこともあり、「奥野の低い位置から投げるフォームは理想に近い。走ることもできる。スクランブルから投げる能力は歴代で一番高い」と絶賛。「2年生なのに一つの完成形にある」と話し、3、4年生でのさらなる活躍を期待していた。

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