貴ノ岩問題、暴行受けた付け人を協会が事情聴取「協会が話すことなので」

報道陣の質問に答えながら両国国技館に向かう千賀ノ浦親方=東京都台東区の千賀ノ浦部屋(撮影・西岡正)
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 大相撲の幕内貴ノ岩が付け人に暴行をはたらいた問題で、暴行を受けた付け人が6日、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に付き添われて両国国技館で日本相撲協会からの事情聴取を受けた。

 別室で待機していたという千賀ノ浦親方が報道陣の取材に応じた。付け人が話した内容については把握していないといい、「説明しようがないです。お答えしようが…。(貴ノ岩を)部屋で謹慎させる。それだけですね」と神妙な面持ちで話した。時間は約1時間だったという。

 貴ノ岩は千賀ノ浦部屋の個室で謹慎させるというが、今後、付け人と顔を合わせる可能性もある。「それはこれから考えます」と師匠として、何らかの配慮をする考えも示した。

 10月に元貴乃花親方(元横綱)の協会退職に伴い、貴乃花部屋の力士が転籍してきたばかり。今回の件について、あらためて「びっくりしました」と語った。

 当該の付け人は報道陣に対しては「協会が話すことなので」など、多くは語らなかった。

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