ラグビー日本逆転負け…前半リードも後半は0封される
「ラグビー テストマッチ イングランド35-15日本」(17日・英トゥイッケナムスタジアム)
世界ランキング11位の日本が、同4位のイングランドを相手に敵地で逆転負けを喫した。対戦成績は日本の9戦全敗となった。
5点リードして迎えた後半開始から相手の猛攻に耐える展開。同15分にPG、19分に逆転トライを許し、さらに小刻みに2トライを許すなど突き放される一方で、無得点に封じられた。
前半は日本が攻勢に立った。3-7で迎えた前半22分、CTB中村亮土(サントリー)が逆転トライ。10-10に追いつかれて迎えた後半31分にフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)が3人をかわしてトライ。15-10で折り返していた。
ラグビー発祥の地・イングランド。8万2000人収容のトゥイッケナムスタジアムは超満員だった。前半は圧倒。後半は真逆以上の一方的な展開。W杯1次リーグで対戦するアイルランド、スコットランドを想定した一戦。“聖地”の大観衆の前で、収穫以上に、課題を残した。