全勝は貴景勝、栃煌山の2人 稀勢の里休場 3大関が全員黒星【5日目の結果】

 高安(左)を果敢に攻める栃煌山(撮影・坂部計介)
2枚

 「大相撲九州場所・5日目」(15日、福岡国際センター)

 5日目を終えて全勝は小結貴景勝(千賀ノ浦)、前頭二枚目栃煌山(春日野)の2人となった。初日から4連敗の横綱稀勢の里(田子ノ浦)は休場となった。

 稀勢の里と同じ田子ノ浦部屋の大関高安は、4日目にその稀勢の里を破った前頭二枚目栃煌山(春日野)と無敗対決。過去の対戦でも7勝19敗と分の悪い相手に対して、すくい投げで敗れて初黒星を喫した。

 貴景勝は関脇逸ノ城(湊)を押し出して5連勝。幕内で初日からの5連勝は自身初となった。過去の対戦で5勝2敗と勝ち越している貴景勝は、立ち合いでいつものように頭から当たってからの押し相撲。巨漢の逸ノ城(湊)を土俵際へと押し込み、いなされる場面もあったが、落ち着いて押し出した。

 大関栃ノ心(春日野)は、前頭筆頭の北勝富士(八角)に敗れ、2敗目を喫した。3日目に稀勢の里を撃破した北勝富士は、立ち合いから低く姿勢で攻め込み、栃ノ心の上体を起こすと、土俵際で左ののど輪を繰り出して押し倒した。北勝富士は3勝目を挙げた。

 大関豪栄道(境川)は、今場所0勝4敗と元気のなかった初顔合わせの前頭三枚目錦木(伊勢ノ海)に対して、立ち合いから一気に土俵際へと追い込んだが、逆転の小手投げにバタリ。悔しい黒星で2勝3敗となった。

 関脇御嶽海(出羽海)は、過去の対戦で1勝5敗と分の悪い小結魁聖(友綱)に寄り切られ、3敗目を喫した。

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