栃煌山、横綱稀勢の里から金星 物言いにも「残っているか、同体ぐらいと思った」

一度は稀勢の里に軍配が上がったが、物言いがつき、勝者は栃煌山に(撮影・坂部計介)
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 「大相撲九州場所・4日目」(14日、福岡国際センター) 横綱稀勢の里(田子ノ浦)が、前頭二枚目栃煌山(春日野)の土俵際でのすくい投げに屈し、4連敗を喫した。立ち合いから攻め込んだが、土俵際で栃煌山の左からの逆転技に前のめりに倒れ、栃煌山も土俵を割った。軍配は稀勢の里に上がったが、物言いがつき、協議の結果、栃煌山の足が土俵を割るよりも早く稀勢の里の左肩が落ちるのが早いとして、行司差し違えで栃煌山の勝ちとなった。

 逆に初日から無傷の4連勝とした栃煌山は、NHKの勝利インタビューに「立ち合いがつっと踏み込めなかったので良くなかったが、最後まであきらめないで取れたのでそこは良かったです」と話し、物言いについては、「自分的には残っているか、同体かぐらいと思っていたので良かったです」と冷静に振り返っていた。

 栃煌山は平成29年5月場所以来の金星獲得となった。

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