五輪体操会場に世界最大木製屋根…日本古来の建物を参考に

 東京五輪の体操会場となる有明体操競技場(江東区)の建設工事で、世界最大規模となる木製屋根の梁(はり)の設置作業が7日、報道陣に公開された。地上で組み立てられた約200トンの巨大なアーチを最大で30メートルの高さまで少しずつ引き上げた。完成すると、屋根は幅約90メートル、奥行き約120メートルとなる。

 梁には北海道と長野県産のカラマツを使用。競技場は日本古来の建物を参考に、シンプルな「木の器」をイメージしたデザイン。木材使用量は五輪競技会場では最も多くなるという。外装や観客席にもスギを使う予定。約1万2千人収容で、来年10月末に完成予定となっている。

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