大坂なおみ 最終戦は第1セット途中棄権 初出場のWTAファイナル1次L敗退

 対戦途中で棄権し、キキ・ベルテンス(手前)と抱き合う大坂なおみ
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 「女子テニス・WTAファイナル」(26日、シンガポール)

 女子テニスの年間上位成績8人で争うツアー最終戦・WTAファイナルに初出場したランキング4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は1次リーグA組第3戦の第1セットで棄権した。同9位のキキ・ベルテンス(26)=オランダ=に敗れて3戦全敗となり、1次リーグ敗退が決まった。

 ここまで2戦2敗の大坂は自力突破は消滅していたが、ベルテンスに勝てば1次リーグ突破の可能性が残っていた。

 大坂は第7ゲームにブレークを許し、3-5とリードされた第8ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを要求。左太ももにサポーターを巻いて試合再開に応じたが、本来のプレーができずラブゲームで落とすと、試合を棄権した。

 1次リーグは4人ずつ2組に分かれて総当たり戦を実施。各組上位2人が準決勝に進出する。

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