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中田ジャパン執念の金星!リオ銀セルビアに粘り勝ち 3次リーグへ大前進

 全勝のセルビアに勝利し、喜ぶ奥村(13)、田代(22)、小幡(16)ら(共同)
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 「バレーボール女子・世界選手権・2次リーグ、日本3-1セルビア」(10日、日本ガイシホール)

 2次リーグが行われ、E組で世界ランキング6位の日本は同3位の強敵セルビアを3-1の逆転で破り、7勝1敗の同組2位に上がって3次リーグ進出に大前進した。11日はブラジルから1セットを取れば、セット率差で3次リーグ進出が決まる。日本は第1セットを奪われたが、その後は途中出場の石井優希(27)=久光製薬=らの活躍でリズムを取り戻し、粘り勝った。

 最後の1点をもぎとると、悲鳴にも似たような歓喜の雄たけびが、会場にこだました。第1セットは15-25の完敗。しかし平均身長で約10センチ下回る日本が2セット連取で巻き返すと、第4セット、24-23。最後は石井が決めた。日本が、ここまで全試合をストレートで勝ってきたリオ五輪銀メダルのセルビアを相手に“金星”だ。

 「最後まで集中を切らさずのびのびできた」と石井。迷いは晴れた。8月のアジア大会では思うようなプレーができず、今大会も調子が上がらないままベンチを温める時間が長かった。同じポジションの20歳の黒後、22歳の古賀が台頭。ふがいなさから会見で涙ぐんだ時もあった。

 それでも27歳。もう若手ではない。「2人の活躍はチームにとってはいいこと」と受け入れ、どんな場面であっても自分の果たすべき役割と向き合った。「途中からの方がラッキーガールになれる」。この日も逆境から巻き返した日本を象徴するかのように、地道にボールを拾い、苦しい場面でこそ力強く右腕を振り抜いた。途中出場ながら、エース長岡、古賀に次ぐ14得点。「楽しかった」と話す石井の顔に、満開の笑顔が戻ってきた。

 3次リーグ進出へ、大きく前進。勢いそのまま2次リーグ最終ブラジル戦も駆け抜ける。

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