世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つ、シカゴ・マラソン(7日)に出場する有力選手が5日、シカゴ市内で取材に応じた。4月のボストン・マラソンを制した川内優輝(埼玉県庁)は猛暑の影響で夏場に十分に練習が積めなかったことを明かし「調子は50%ぐらい」と弱気な発言だった。
大迫傑(ナイキ)は、3位に入った昨年12月の福岡国際以来のマラソン。2月に同世代の設楽悠太(ホンダ)がマークした日本記録については「すべてがマッチすれば無理な記録ではないが、勝負に徹したい」と静かに闘志を燃やした。