錦織圭4年ぶりV王手「率直にうれしい」難敵ガスケを攻略

シングルスで決勝進出を決めた錦織圭=武蔵野の森総合スポーツプラザ
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 「男子テニス・楽天ジャパン・オープン」(6日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 シングルス準決勝が行われ、第3シードの錦織圭(28)=日清食品、世界ランク12位=は、第8シードのリシャール・ガスケ(32)=フランス、世界ランク25位=に7-6、6-1で勝利し、4年ぶり3度目の大会制覇に王手を懸けた。

 錦織にとってガスケは、過去2勝7敗と相性の良くない相手だったが、難なく退けた。第1セットはタイブレークを7-2で制した。第2セットは相手のサービスゲームだった第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、4ゲームを連取。一度もブレークを許さない完璧な内容で、決勝に駒を進めた。

 コート上でのインタビューでは「(第1セットは)相手のサービスもよかったのでなるべく我慢して、自分のサービスに集中した」と話し、天敵のガスケについては「彼とやるときは楽しい。自分がチャレンジャーとしていかないと勝てない。10年前から戦っているので彼のプレーは頭に入っていたが、自分の考えを持ってプレーできた」と振り返った。

 優勝に王手を懸け、「決勝に行けて率直にうれしい。あしたもいい試合をできるように頑張る」と気合を入れた。

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