今夏の全国高校野球選手権大会で秋田・金足農を準優勝に導いた吉田輝星投手(17)がプロ野球志望届を提出することが5日、関係者の話で分かった。同日までに進学先として有力視されていた青森県の八戸学院大に断りを入れたという。プロ注目の右腕は25日のドラフト会議で、上位指名が確実視される。
吉田投手は鋭い直球と変化球を生かし、11年ぶりの甲子園出場となった金足農をけん引。1回戦から準々決勝まで4試合連続で2桁奪三振をマークし、秋田県勢として103年ぶりに決勝進出を果たした。2日の福井国体では自己最速の152キロをマークした。