柔道女子52キロ級のホープで、世界選手権(20日開幕・バクー)代表の阿部詩(18)=兵庫・夙川学院高=が日体大のスポーツ文化学部のトップアスリートAO入試に合格したことが14日、分かった。来春に入学し、男子66キロ級で世界選手権2連覇を狙う兄の一二三(21)の後輩となる。
阿部詩は思い切りのいい投げ技から一本を奪うスタイルで、中学と高校で日本一。シニアの国際大会でも優勝を重ね、スター候補として成長を続けている。初出場制覇を目指す世界選手権には、日本柔道界で初となる男女のきょうだいで同時に代表入りを果たした。
2020年東京五輪で金メダルが期待される。