日体大・具志堅幸司学長も陳謝 駅伝監督パワハラ解任で「自ら省み、姿を正す」

 日本体育大学は12日、部員へのパワハラが報じられた陸上競技部駅伝ブロックの渡辺正昭監督を解任したと発表した。パワハラ告発記事が一部週刊誌に掲載されたことから、調査を行い、学生への聞き取り調査で足を蹴る、胸ぐらをつかむといった暴力行為が複数報告され、渡辺監督も概ね内容を認めたものの、パワハラという認識を持っていないということから、解任した。この事態に、日体大の具志堅幸司学長は「多くの皆様に御心配とご不安を与えてしまうこととなり、大変申し訳ありません」と謝罪文を発表した。

 具志堅学長は「本学は、平成25年2月に『反体罰・反暴力宣言』のもと、いかなる暴力行為(体罰・ハラスメント等不適切な言動)もその禁止を徹底してまいりましたが、この度の報道を受け、誠に遺憾に思っております」と陳謝。暴力行為を認定したことから、「厳正に対処した」と説明した。

 今後については教職員、学生に対し「継続して暴力行為等禁止を啓発すべく、その研修に努めます」と約束。「本学にお寄せ戴いている、ご期待にきちんとお応えできるよう、まずはここで改めて自らを省み、その姿を正して参ります」とした。

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