“塚原派”テレ朝宮嶋氏、速見元コーチにスポンサー契約質問浴びせる

 体操女子の16年リオデジャネイロ五輪代表、宮川紗江(18)の指導の際に暴力を振るい、日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗元コーチ(34)が5日、都内で謝罪会見を行った。暴力行為について大筋で認めて謝罪し、宮川と20年東京五輪に向けて出直すことを誓った。また、日本協会の塚原光男副会長(70)、千恵子女子強化本部長から3度の“引き抜き”要請があり、圧力を受けたことも明かした。

 ネット上で“塚原派”とされている、テレビ朝日で体操記者歴40年の宮嶋泰子氏も会見に出席。昨年10月の大体大とのスポンサー契約について「5年契約も大学に行ってないのでは?スポンサー集めはコーチの生活のため?大体大側は入学すると思っていたようだが?」と、質問を浴びせた。ただ、速見元コーチは淡々と「1、2月は行ったが(大体大の)小林先生の体調も悪く、その後はうまくいかなかった。契約については承認をもらってる。入学も、それ(前提)はない。大学には説明している」と答えた。

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