飯田健太郎が執念でV リオ銅の韓国選手との死闘制す「この優勝は自信になる」

 「アジア大会・柔道」(31日、ジャカルタ)

 柔道の全日本女子選手権覇者で78キロ超級の素根輝(そね・あきら、18)=福岡・南筑高=が、柔道日本女子で大会史上最年少の金メダルを獲得した。同78キロ級の佐藤瑠香(26)=コマツ=と男子100キロ級の飯田健太郎(20)=国士舘大=も優勝した。

 188センチの長身に、端正なルックス。男子100キロ級の飯田が一時期の不振を乗り越えてアジア王者に輝いた。

 「この優勝は自信になる」。決勝の相手はリオ五輪銅メダルの韓国選手。この日はベイカー、王子谷が韓国に負けていただけに「3人負けるのはまずい。何とか一泡吹かせてやろう」と闘志を燃やした。10分を超えたが、得意の内股で攻め続け、執念で勝利をもぎ取った。

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